硫酸基とは硫酸化フコースを主とする多糖体です。
フコイダンの特徴は、多糖類に硫酸基を含んでいる硫酸化多糖類です。
モズクなどの褐藻類の表面にある、さわるとヌルヌルとする粘物質の成分中含まれていて、水溶性食物繊維の一種です。
硫酸基の硫酸は、金属を溶かしたりする薬品の元になっている成分です。
しかし、硫酸基単体では全くの無害な物質なのです。
モズクなどの褐藻類に含まれる硫酸基の特徴はヌルヌルした状態を作り出したり、水分を保持したりする事があげられます。
人間の胃の粘膜にも粘質性があるのは、体内に硫酸基が存在しているからなのです。
胃の粘膜は胃酸から保護する働きをしています。
そしてフコイダンが体内で、有効に作用するためには硫酸基の結合量が重要で、13%以上含まれなくてはならないといわれています。
トンガ産モズクから抽出したフコイダンの硫酸基は18%と高い数字になります。
ちなみに国内で養殖されている沖縄モズクを原料としたフコイダンの硫酸基は10%程度しか含まれていません。
では、なぜトンガ産モズクはそんなに硫酸基の比率が高いのかというと、海藻類の性質とトンガの水質汚染のない海が関係します。
フコイダンの原料となる海藻類は海中の成分を濃縮し取り込む性質があります。
そのため、化学物質や放射線物質がただよう海域に生息する海藻は、化学物質が付着した海藻に育ってしまいます。
トンガの海は、世界で最もきれいな海といわれ海底や海水からは、貴金属などの有害物質や化学物質は一切検出されていません。
もし、原料の海藻に化学物質が付着していた場合、製品にする前に取り除く必要があります。
この取り除く過程で硫酸基を失ってしまうのです。
つまり、トンガ産の天然モズクは日本の海と違い水質汚染のきれいな海で収穫されていますので、フコイダンを抽出する過程で、有害な化学物質を取り除く必要がないため硫酸基を壊すことなく、硫酸基の結合量の高いフコイダンを抽出できるのです。
フコイダンにとって硫酸基の結合量が、最も重要な成分なのです。